インフルエンザの予防接種に妊婦用がある
と耳にしたことがあるかもしれませんが、
本当なのでしょうか。

 

そこで今回は
・インフルエンザワクチンに妊婦用があるのか?
・一般的なワクチンとはどう違うのか?
・インフルエンザの予防接種による胎児への影響

についてお伝えしていきたいと思います。

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インフルエンザの予防接種って妊婦用があるの?

結論から先に言うと、
妊婦さん専用のワクチンというものが
特別にあるわけではありません

 

ただ通常はチロメサールという
水銀由来の防腐剤が使われているワクチンが多いのですが、
中には防腐剤を使っていない無添加のワクチンがあるんです。

で、この防腐材フリーのワクチンが
妊婦さん用と言われていたりします。

 

とはいえこの防腐材の入っていないワクチン
どこでも接種できるわけではないんです。

内科で取り扱っていることもありますが、
基本的に防腐材が使われていない
ワクチン接種が可能なのは産婦人科です。

ただ産婦人科でも
無添加ワクチンを置いていない病院もあるので
気になるようであれば、
先生に直接ワクチンの防腐材について
聞いてみるのがよいと思います。

 

水銀由来の防腐剤が入っていると危険なの?

防腐材が入っていない
ワクチンがあることを紹介しましたが、
防腐材が入っていると危険なのか?というと
そりゃ~、防腐剤フリーのものがあるなら
そちらのほうが安心に越したことはないです。

ただ決してして水銀由来の防腐剤が危険ということではありません

 

防腐材には水銀が使われているため
毒性があるのでは?と懸念されるかもしれませんが
妊婦さんが大量に摂取すると危険と言われてるのは
毒性の強いメチル水銀なんです。

だけど、防腐材に使われているのは
エチル水銀という種類で
毒性はメチル水銀の1/100~1/1000程度です。

そのためワクチンに水銀が含まれていることは
そんな神経質に気にしなくても大丈夫です。

 

だって日常生活でも魚介類食べますよね?

妊婦さんはお魚の摂取も
種類によって注意が呼びかけられていますが、
お魚に含まれる水銀はメチル水銀で毒性が高いものだからなんです。

 

とはいえたま~に食べたくなって
マグロ食べたりしますよね。

でね、例えばだけど
お寿司屋さんで15gのマグロのお寿司を二貫食べたとすると
この時の水銀の量は0.024gなんですよ。

それに比べインフルエンザワクチン1mlに含まれている
エチル水銀の量は0.004~0.008mgと
マグロに比べるとほんと微量で1/10未満です。

そのため水銀が入った防腐材が使われているワクチンが
多いのですが、そこまで実は気にする必要もないのかなと思います。

 

ただどうしても気になるし、
できれば防腐材フリーのものが
と思うのであれば、
予防接種前に産院の先生にワクチンについて
確認してみてくださいね。


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インフルエンザワクチンは妊婦さん用でなくても胎児への影響はない?

結論から言うと
インフルエンザのワクチンは
胎児への影響はないと言われています。

なぜか?というと
ワクチンには生ワクチン不活化ワクチンの2種類があるのですが、
インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンだからです。

 

不活化ワクチンとは?

元々死んだウイルスを抗原にしているワクチンで
インフルエンザの予防接種をしても
ウイルスが体内に入って感染してしまう
ということがありません

 

ただ既に菌を殺しているため
ウイルスが死んでしまうということがなく、
ワクチンの有効期限が長いんです。

そのため不活化ワクチンは
開封してからの使用期間が長く、
数日から数ヶ月の間
注射液を針で刺して吸い使うことがあるんです。

そうなると細菌が増殖してしまうリスクが
増えるんですよ。
それを防止・抑制するために
先ほどお伝えしたチロメサールと呼ばれる
水銀の防腐材が使われているといわけです。

 

ただワクチン自体のウイルスは既に死んでいるので
妊婦さんがインフルエンザのワクチンを接種したとしても
直接生きた菌が体内に入ってくるわけではないため
胎児へは影響がないと言われています。

 

生ワクチンとは?

それに対し生ワクチンは
菌を弱らせたウイルスを抗原にしているため
ワクチンを接種後は体内でウイルスが増え、
ウイルスに対する免疫を体内で作っていきます。

 

そのため生ワクチンは菌が生きているので
有効期限が不活化ワクチンと比べると短く
開封後はすぐ使い切るのが鉄則。

そのため防腐材は使われていません。

 

ただ菌を弱らせているとはいえ
生きているウイルスを体内に入れるので
妊婦さんは生ワクチンの予防接種は
胎児への影響もあるから禁止されています。

 

インフルエンザワクチンは問題ないですが、
他の予防接種を打つことがもしあるのであれば、
生ワクチンか不活化ワクチンかは
しっかり確認するようにしてくださいね。

 

さいごに

インフルエンザのワクチンの多くが
防腐材入りのものです。
ただ微量ですし、体外に排出されやすいので
そこまで神経質になる必要はありません。

ただそうはいっても
妊娠期間中はいつもより過敏になってしまうことも多いですよね。

そこでどうしても気になるようであれば
産院に水銀フリーの無添加ワクチンがあるか確認してみるのが
一番安心かな?と思います。

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